<12/16,17>朗読劇「The Message from Gaza ガザ、希望のメッセージ」

3年前の12月。ガザのニュースを覚えていますか?

3年前のいまごろ、私たちにとって福島はどのように記憶されているでしょうか。

岡真理さんからお知らせをいただきました。出演:国境なき朗読者たち(京滋・大阪 市民・学生有志)

新聞での紹介記事
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111209ddlk26040559000c.html

■日時

  1. 12月16日(金)19:00~20:30
  2. 12月17日(土)14:00~15:30
  3. 12月17日(土)18:30~20:00

*開場はいずれも開演の30分前。

*回によって開演時間が異なります。お間違いのなきよう、ご確認ください。

■会場 京都市国際交流会館 特別会議室http://www.kcif.or.jp/jp/access/

■料金

前売り 一般1500円、学生1200円

当日  一般1800円、学生1500円

■予約・お問い合わせ

事前予約ができます。下記の連絡先に、氏名・希望の
公演日時・人数をご連絡ください。

電 話 080‐5314‐1539(つくい)
メール gaza.kibou@gmail.com

*当日、満員の際は、入場をお断りすることもあります。

*事前予約された方は、遅くとも開演の10分前までには受け付け(代金精算)をお済ませください。

■HP http://message-from-gaza.com/

忘却に抗するために

岡 真理

3年前、ガザ攻撃のさなか、ガザについての集会はどこも、
数日前のメール告知だけで、会場に入りきらないほど、
定員の2倍、3倍の、何百人もの人が集まりました。
あれから3年…。

攻撃から3周年の12月、今、あらためてガザを想起しよう
と企図された朗読劇。でも、当然のこととはいえ、3年前の

関心の半分も寄せられません。3年たって、ガザはまた、
私たちの関心の埒外に行ってしまった、ということなので
しょうか。結局のところ、私たちが、関心を寄せるのは、
一時に大量に人が殺されているときだけなのだ、ということ
なのでしょうか…。

 

思えばイラクも、アフガニスタンも、原発も同じ。
スリーマイル、チェルノブイリ…、何か大事故があって、
人が死ねば関心をもたれるけれど、あとは忘却される。人々の
苦しみは続いているのに…。事故があろうとなかろうと、
作業員は恒常的に被ばくし、からだがぼろぼろになるまで
消費され、命を削っているという構造は問われずに…。

封鎖が続くガザで、人々は依然、閉じ込められたまま、
人間として自由に生きる権利を奪われています。
今なお日常的に爆撃は続き、人は殺されていますが、
あの大規模な攻撃のあとでは、話題にすらなりません…。

 

忘却が次の虐殺を準備するーー。
3年前、各地で講演させていただく中、この韓国の詩人の
言葉を紹介し、繰り返し強調しました。「今は、大量に人が
殺されているからこれだけの人が関心を寄せ、集会に集まって
くれているけれど、ひとたびこの殺戮が終わったならば、
私たちは果たしてガザを記憶し続けるだろうか。
もし、私たちが忘れ去るなら、私たちは次の虐殺への道を整え
ているということ。私たちはガザのあとにいるのではない、
次の<ガザ>の前にいるのだ」と…。

あのとき、何百人もの方々が頷きながら、涙を拭いながら
話を聴いてくださいました。そして今、あれから3年たって、
あのとき私が語ったことは、今の現実となってしまったので
しょうか。

 

パレスチナ人のこの60年の歴史は虐殺の歴史でした。
来年2012年は、2000名以上が殺された、1982年のサブラー・
シャティーラの虐殺から30周年を迎えます。この虐殺を
証言したAng Swee-Chai 医師の『ベイルートからエルサレムへ』
という本があります(日本語版の翻訳出版の準備を今、進めて
います)。封鎖され、一方的に破壊され、殺戮されるサブラーと
シャティーラの難民キャンプの描写を読んでいると、これは
1982年のベイルートなのか、2008年のガザなのか、分からなく
なってきます。

サブラー、シャティーラの虐殺は、民衆法廷も開かれました。

でも、やがて忘れ去られ、そして、ガザの殺戮が起こりました。
今、明らかなこと、それは、私たちの忘却が、次の<ガザ>を
必ずや生みだすのだということ、その虐殺に対して私たちは責任を
負っているということ。私たちの無関心が今、静かに、次の
<ガザ>への道を整えています。

 

私たちはいつまで、こんなことを繰り返すのでしょう?

「もう、こんなこと、終わりにしたい!」ガザでイスラエルの
ブルドーザーに轢殺されたレイチェル・コリーさんの叫びです。

攻撃から3年目の12月にさえ思い出さないなら、サブラーと
シャティーラと同じように、ガザもまた、忘却の穴に葬りさら
れるのではないでしょうか…。
****

私は裏切られた気持ちです。これが私たちの世界の根本的な現実であるということに。

そして、私たちがそれに加担しているということに。これは、私がこの世に生まれて来たとき、望んだことじゃない。ガザの人々がこの世に生れて来たとき、望んだことでもない。パパとママが私に生を授けようと決めたとき、私に生まれ出てほしかったのは、こんな世界じゃない!

――レイチェル・コリー

****

 

16日、17日の2日間、ガザへ、福島へ、東北へ、思いを込めて
朗読します。忘却に抗して、昨日とは違う明日を、
みなさんとともに創るためにーー。

酒井安紀子 の紹介

亀岡で子育てAmigo!の主宰者です。
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