みんなの感想

冊子を読んで

乱読大魔王さんが「乱読大魔王の『We』周辺記事」に書いてくださった感想を、ご厚意により許可を得て転載させていただきました(転載元の個別ページはこちら)別の1冊と併せて紹介して下さっています。


【サイト説明】
フェミックスでは、隔月刊誌『We』を編集発行しているほか、書籍等の編集出版、各種講座やイベントの企画開催をおこなっています。HPではその詳細情報を掲載し、出版物などの通信販売がご利用になれます。

『ガザ どうすればいいの?何ができるの?』の冊子は、すごくよかった。これができたきっかけは、岡真理さんを呼んでの講演会だというが、この冊子をつくる中で、グループの人たちが話をし、それぞれのきっかけや思いを共有し、巻頭にはその座談会が、巻末にはメンバーそれぞれが一文を寄せているところがいいと思った。

メンバーのお一人はこう話している。
▼ 私たちがこの本を出そうとするのは、忙しい日々の中で無理とは言わないまでも努力が必要なことではあります。でも、あの2時間の講演だけで終わりにするのは絶対だめだと思ったし、どうしてもたくさんの人に広げたいと思ったからでした。いったん冊子編集などで深くかかわることによってその後の生活でもずっとご縁が続くと思います。(p.16)

そして、パレスチナのことを「かわいそう」と表すのではなく、こんな姿を知ってもらいたいと別のメンバーがこう話している。
▼ この冊子に関連して「ガザの子育て事情」というワークショップを開く予定なのですが、そこでは、パレスチナについて「こんなにかわいそうな人がいるんだよ」というようなのを表すのではなくて、こんな状況であっても「こんなにたくましく子育てをして今日も生きている」という姿を知ってもらえるような内容を考えていて、パレスチナの人々から、私たちも学びたいと思っています。(pp.16-17)

こうした話をうけて、岡真理さんが「自分の身に起きてはならないことは誰の身にも起きてはならないという、そういう単純なことなんです」と話す。

「こどもの「なんで?」に向きあうために」というこの座談会の最後、親もわからないよねという話。
▼「子どもたちにどう教えていったらいいのかな…親もわからないんだから教えられないよね。ウルサーイ!!って言いたくなっちゃう。忙しいと、特に」
「何か答えなくちゃって思ってしまうんですけど、わからないことも多いですね。わからないと答えるのが悔しいから、何とか適当な答えを出そうとしてしまう。」
「いいの。なんでも教えようとしなくても。わからないことはわからないって言って一緒に考えれば」
(p.24)

こういう話ができる関係ができて、そこから、新しいつながりが広がればと、読みながら私も思った。手元に置きたいと思って、取り寄せることにした。


出産育児ライター さわらぎひろこ さん
ブログ「コトバで育児が楽になる!?育児のコトノハ」 に書いてくださった紹介文を、ご厚意により許可を得て転載させていただきました。(転載元の個別ページはこちら

子どもに「戦争って何?」と聞かれたら

こんにちは、出産育児ライターの椹寛子です。

子どもたちの質問は、いつもストレートです。

戦争って何?

何で人が人を殺すの?

そんな質問に、親はどうやって答えればいいのでしょう?

子どもが産まれてから、毎日必死で、
自分の子どものこと、自分の子育てのことばかり考えていました。

だけど、息子が2歳になり、少し周りを見る余裕が出てくると、

自分の子どもだけじゃなく、同じ地域に住む子、この国にすむ子、
そして、遠い国の見たことのない子どもたちのことにも
思いを馳せるようになりました。

戦争やテロのニュースは、ツラいから出来れば見たくない。
と思っていたけれど、

ここに住んでいる赤ちゃんたちは、おっぱいを飲めているんだろうか?
お母さんにちゃんと抱っこされているんだろうか?
寒さから身を守る家はあるのだろうか?

母になってから、遠い国にいるお母さんと赤ちゃんのことが
同じ「子育て仲間」に見えて、
とても人ごととは思えなくなりました。

だけど、

パレスチナ問題 と聞いても、全然ピンと来なくて、

中東問題は政治的に、宗教的にややこしくて理解不能。

そう思っていました。

そんな価値観を変えてくれたのが、この本

亀岡で子育てamigo!というグループが、

立ち上げた平和プロジェクト

(以前私もこちらのイベントでご一緒させてもらいました)

2010年1月に京都大大学院の岡真理教授を迎えて行った講演会の内容をもとに、

パレスチナ・ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によって
暴力にさらされ、たくさんの悲劇が生まれていることに目を向け、

そこに生きる人達、親たち、子どもたちのことを
「同じ子育て仲間として見逃せない!」
という思いを込めて作られた冊子です。

ガザ地区とはどういう所なのか、

そこで何が起こったのか、

今人々はどんな風に暮らしているのか、

なぜ、日本のメディアは正確なことを伝えないのか

すべて、知らないことばかりでした。

自分の無知を思い知らされました。

今までの私なら、たぶん、知ったところで何が出来るの?

そう思って、何もせず放り投げていたであろう問題。

だけど、いつか息子が世界の国々のこと、戦争のことを
知りたいと思った時に、

知らないよ、興味ないもん、ではすまされないから。


親の無知から生まれる、偏見や、間違った情報を
子どもに押し付けることになっては怖いから。

まずは、知ることから始めよう。そう思ったのです。

子どもを育てるという、とても大切な使命を受けた私たち。

遠い国の、見たこともないお母さんたちも、

同じ使命を受けて、必死で、必死で子どもたちを守っている。

そう思うと、母親であることの意味を考えずにはいられません。

子どもが今、無防備な顔で、安心しきって眠っていることが、

とてもとてもありがたい、幸せなことだと思えてくるのです。

生まれてきてくれてありがとう。

すべての子どもたちが、抱きしめられますように。

1人に出来ることは小さいけれど、

伝えることから始めていこうと思いました。

ブログ「コトバで育児が楽になる!?育児のコトノハ」 に書いてくださった紹介文を、ご厚意により許可を得て転載させていただきました。(転載元の個別ページはこちら

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京都府 いばらききみよ さんの感想

「ガザもしぼくがそこに生まれたら」を拝読しました。

パレスチナの問題をすべて理解するには程遠いのですが、少なくとも、自分の受けた教育や報道が完全な る正義ではなかったとの確信は得られました。その疑問は、最近の世界情勢をみて、なぜ北朝鮮や中国は日本に敵意をむけてくるのか、なぜ、日本はアメリカに 物言えずにいるのか・・・という素朴な疑問からはじまりました。もしかして、私たちの受けた教育は、くさいものには蓋・・・的に、日本に都合の悪いことを 隠したものだったのではないか?

ずっと心に引っかかっていた情景がよみがえりました。中学生だった私の歴史の授業。3学期が始まったばかりなのに、先生は「時間がないから、近代史は教え ません。自分で学習してください。」と言い、その日から、歴史の時間は、復習のみになりました。受験にあまり出ないからかな?と思ってやりすごしました が、あれが、政府からの操作だったのなら・・・・そして現在も報道が操作されているのなら・・・何が本当かを見極める前に、どちらかよりの報道をされてい たら、日本全体がその報道を信じてしまいますよね。

日本は自由じゃなかったんだ・・・この本を読んで、自分の足元が揺らいだような気持ちです。
だからこそ、これからは、このような世界の問題をきちんと知りたいと思いました。

なぜ争っているのか。そこにどんな怒りをもっているのか。
どうすればみんな同じただの人間なんだとわかりあえることができるのか。

よその国の出来事ではなく、同じ人間の問題なのだとわかりました。

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アンケートより

岡真理さんの講演「ホロコーストからガザへ」2010.1.31.の感想

  • マスコミ報道の不正確さを改めて認識することができた。
  • 写真を見て胸が詰まった。
  • ガザ問題について考えることができました。無知であることは罪であることを知り、自分がこれからできることを模索していくことが大事であることに気付きました。政治的解決は非常に難しいことかもしれませんが、何とかしてガザにいる人たちに自由を手にしてほしい
  • マスメディアの報道についてですが、96%が、ユダヤ資本が支配していると聞いています。アメリカのニューヨークの4人に1人がユダヤ人なので、先ほどの先生の話にもあったようにアメリカの大統領もユダヤの票で左右されるので、非常に根深い問題だと改めて考えさせられました。
  • 映像で説明していただいたのでよくわかりました。
  • あらためて中東問題の複雑さと難しさを思いました。日本の朝鮮への支配や南京でのことなど考え合わせても・・・
  • 初めて知る者にとってわかりやすい内容を考えてくださり、ありがとうございました。「在日の方が難民」という言葉にハッとしました。選挙権すらなく「ほしければ帰化しろ」という政治家の言葉も同時に思い出しました。
  • 人権思想が貫かれていて、誰もが無関係ではいられない。政治的パワーにどう向かうか?全てがつながっているという思いのもと、自らの役割を考えたい。
  • 歴史(パレスチナの)も含めて問題がよくわかった知ったことを少しでも伝えていきたいと思う。
  • 今まで知らなかった事ばかりでした。レバノンへの侵攻や虐殺事件も初めて知りました。キャンプでもそんなことが起こるなんて難民の方々は一体どこへ逃げたらいいのでしょうね。早く、自国へ戻られる日が来ることを願うばかりです。
  • ガザの問題の発生から対処法まで知らされました。マスメディアは何故正しく報道しないのか?そこがわからない!!
  • ものごとの本質をいかに捉えるかという意味合いを強く感じた。非常に重要なテーマであった
  • 何度も何度も繰り返されるホロコースト。日本のメディアコントロール、学校教育、私たちは自分で学ぶことを意志を持ってやらなければ軸がぶれてしまうと日々思います。
  • とてもわかりやすく、基礎から理解できました。小さな力ですが、何かできることを探そうと思いました。岡真理さんの話はとてもよかったです。
  • パレスチナ問題の背景について、短い時間ながらも学ぶことができました。
  • 複雑で解決には時間がかかると一般的に認識されている問題ですが、国際社会が、正義、justiceを本気で実践すれば必ず解決できる(しなければならない!)と思います。
  • ガザのことは、気になりながらもややこしいなという印象でしたが講演でとてもわかりやすく背景・現状・問題点・解決法を教えていただきました。
  • 知って心に留めることでガザのことも含めた他者への尊厳を守る気持ちを持ち続けられればと思います。
  • きちんとした説明でよく理解できました。ありがとうございます。

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みんなの感想 への1件のコメント

  1. いばらききみよ より:

    「ガザもしぼくがそこに生まれたら」を拝読しました。パレスチナの問題をすべて理解するには程遠いのですが、少なくとも、自分の受けた教育や報道が完全なる正義ではなかったとの確信は得られました。その疑問は、最近の世界情勢をみて、なぜ北朝鮮や中国は日本に敵意をむけてくるのか、なぜ、日本はアメリカに物言えずにいるのか・・・という素朴な疑問からはじまりました。もしかして、私たちの受けた教育は、くさいものには蓋・・・的に、日本に都合の悪いことを隠したものだったのではないか?
    ずっと心に引っかかっていた情景がよみがえりました。中学生だった私の歴史の授業。3学期が始まったばかりなのに、先生は「時間がないから、近代史は教えません。自分で学習してください。」と言い、その日から、歴史の時間は、復習のみになりました。受験にあまり出ないからかな?と思ってやりすごしましたが、あれが、政府からの操作だったのなら・・・・そして現在も報道が操作されているのなら・・・何が本当かを見極める前に、どちらかよりの報道をされていたら、日本全体がその報道を信じてしまいますよね。日本は自由じゃなかったんだ・・・この本を読んで、自分の足元が揺らいだような気持ちです。
    だからこそ、これからは、このような世界の問題をきちんと知りたいと思いました。
    なぜ争っているのか。そこにどんな怒りをもっているのか。
    どうすればみんな同じただの人間なんだとわかりあえることができるのか。
    よその国の出来事ではなく、同じ人間の問題なのだとわかりました。

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