<転載・転送歓迎>
みなさま、
京都大学の岡真理です。
11月16日(火)、ホロコースト3世のユダヤ系アメリカ人の人権活動家、
アンナ・バルツァーさんを京都大学にお招きし、「パレスチナにおける
平和と人権~アンナ・バルツァーの見た占領~」と題し、以下のような
要領で講演会を開催いたします。
以下、詳細です。
****************************************************************************
シリーズ<パレスチナにおける共生の未来を考える>
人間が自由を求めるのをなにものも止めることなどできない…
――アンナ・バルツァー
□特別講演会
パレスチナにおける平和と人権~アンナ・バルツァーが見た占領~
【日時】2010年11月16日(火)18:30‐21:30(18:00開場)
【会場】京都大学 吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟
地下講義室
地図 http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
★吉田南キャンパスは、時計台のあるキャンパスの南側のキャンパスです。
会場は、東大路通りに面した西門から入られると分かりやすいです。
西門を入り、グラウンドを左手に見ながら直進、右手にある5階建ての
建物が人間・環境学研究科棟です。来場される前に地図でご確認ください。
【申し込み】事前申し込み制です。anna.in.kyoto@gmail.com
【資料代】1000円
【言語】 英語(日本語通訳あり)
【問合せ】anna.in.kyoto@gmail.com
———————————————————————————————
□講師プロフィール
ユダヤ系アメリカ人の人権活動家。祖父母をはじめとする親族が
ナチスのホロコーストの犠牲となっているホロコースト3世。
コロンビア大学卒。2003年、フルブライト奨学生としてトルコの
アンカラで英語を教えていた時、イスラエル占領下のパレスチナを
訪れ、占領の現実に直面する。以後、2007年までのべ8カ月間を
西岸で過ごし、占領の実態をつぶさに体験する。2007年、写真入り
ルポルタージュ「パレスチナの目撃者」(Witness of Palestine)を
上梓、ノーム・チョムスキーらに絶賛される。
イスラエルの政策とイスラエルを支援するアメリカの政策を批判し、
全米各地ならびに海外で、占領の現実を訴える講演活動を精力的に
行っている。
アンナ・バルツァーHP http://www.annainthemiddleeast.com/
————————————————————————————————
<アンナ・バルツァーの言葉より>
合衆国の人間に西岸で活動していると言うと、みな同じ質問をします。
「どっちの側で?パレスチナ?それともイスラエル?」でも、これは、
パレスチナ人とイスラエル人の闘いなどではありません。自由と基本的
人権を求める人間の闘いなのです。
これは正義に対する闘いです。私たちすべてに影響するものであり、
私たちすべてが関係しているものです。キング牧師も次のように言って
います。「どこの場所であれ不正義はあらゆる場所の正義を脅かす。
私たちは逃れることのできない相互的な網の目の中に捕われており、
たったひとつの運命の衣で結ばれているのだ」と……
パレスチナ難民に対するナクバは今日なお、さまざまな形で続いています。
イスラエルで、西岸で、ガザで、そしてディアスポラの地で。これは、
古代史のことではありません、今、まさに起きていることです……
————————————————————————————————————-
【主催】京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡真理研究室(PJ21)
同 法学研究科 Tina Ottman
【共催】JALT(Japan Association of Language Teachers)Gunma,
GILE(Global Issues in Language Education)
————————————————————————————————————–
以上